【右脳でつながる世界】「私は在る」が分離を生む──脳科学者が体験した“空”の真実

私たちは「空(くう)」


つまり、すべてがエネルギーでできていて、

すべてがつながっている世界に生きています。

これは決してスピリチュアルだけの話ではなく、
脳科学の分野でも同様のことが語られるようになってきました。

その代表例が、脳科学者 ジル・ボルト・テイラー博士の体験です。

🧠 左脳を失った朝、世界は“ひとつ”になった

ジル博士は2008年、TEDで衝撃的なスピーチを行いました。
内容は、「自身が脳卒中で左脳の機能を失った時に、

世界の見え方が一変した」というものでした。

彼女が語ったのは、まさに「空」の世界。

私は、右脳の意識を通して、周囲すべてのエネルギーとつながっている“エネルギー体”だった。

私たちは皆、右脳を通してひとつにつながった存在──人類という家族だった。

その時、彼女には自分の身体の境界さえわからず、
壁と自分の原子が溶け合っているように感じられたといいます。

「自分と他人」
「ここからが私、そこからがあなた」
そうした感覚が消え去り、
ただエネルギーだけが存在していた。

その感覚は、
「すべてと一体となった美しさ」だったと、彼女は言います。

🤯 左脳が生み出す“分離”

しかし、その世界にはある転機が訪れます。

左脳が一時的に復活した瞬間、
心の中にこういう声が聞こえたそうです。

「私は在る。I am.」

そして、
その瞬間に彼女は「分離された個人」になりました。

私は、まわりのエネルギーの流れからも、
あなたからも切り離された「私」という存在になってしまった──

そう、「私が私である」という定義そのものが、分離の始まりだったのです。

私たちは選べる

ジル博士は言います。

私たちは、宇宙の生命エネルギーそのもの。
右脳の意識に入れば、「すべてと一体」であることを感じられる。
左脳の意識に入れば、「個」としてこの世界を生きることができる。

そして、
「私たちはいつでも、どちらの意識に入るかを自分で選ぶことができる」と。

右脳で世界を感じるということ

私たちは「意識を持ったエネルギー体」。

仏教で言われる「空」や、スピリチュアルで言われる「ワンネス」も、
ジル博士の体験と不思議なほど一致しています。

私たちは特別な修行をしなくても、
意識のあり方を選ぶことができる。

誰もがすでに「つながった存在」であり、
本来、すべてを感じる力を持っているのです。

自分を思い出す時間を

目を閉じて静かに深呼吸し、
周囲のエネルギーを「感じてみる」だけでも、
右脳の意識に近づくことができます。

「分離」から「統合」へ。

「私は在る」から、「私たちはひとつ」へ。

あなたが本来の自分を思い出すきっかけになればうれしいです。

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